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(桃園 2日 中央社)台北駅から台湾桃園国際空港を経由して桃園市中レキ市を結ぶ桃園メトロ(MRT)空港線が2日、プレ開業した。中レキ環北駅からの1番列車には鄭文燦桃園市長ら約160人が乗車。待ちに待った開業を喜んだ。(レキ=土へんに歴、木を禾に)
同線は全長51キロ。各駅停車用の車両は4両編成で青い車体が目印。停車駅の少ない直達車用の車両は荷物専用車両1両を含む5両編成で紫色の車体が特徴。台北駅は台湾鉄路管理局の台北駅と115メートル離れているが、地下連絡通路で結ばれており、今後は動く歩道が設置される見込み。また、高鉄桃園駅では台湾高速鉄路(新幹線)との乗り換えができる。
同社によると、プレ開業期間は1カ月。初めの2週間は政府機関や公共団体などの団体のみ乗車が可能だという。一般市民の乗車は3週目から開放される。同期間の運賃は無料。正式開業日は3月2日で、その後1カ月間は5割引の特別運賃が適用される。
当面は午前8時から午後4時までの運行。乗客の動きや職員の対応を改めて確認し、正式開業までに運用の安定性と安全性を確保するとしている。
一般市民の乗車開放時には、21駅で毎日午前7時40分、同9時40分、同11時40分、午後1時40分に整理券を配布して、自由に乗車ができるようにする方針。1日あたり2万人前後の利用を受け付けるとしている。