(台北 3日 中央社)台北市の渓山小のアイドル「ドゥードゥー」。白い毛に茶色の模様が特徴のオス猫だ。12~13年前に校内の洋式便所に入って溺れかけていたところを児童に助けられ、それから学校で飼育されている。台北市内の学校の初代“学校猫”として、在校生のみならず、保護者や卒業生からも愛されている。(ドゥー=口へんに都)
同小の陳柏中教諭によると、ドゥードゥーは普段は校内をぶらぶらしており、給水機の上で居眠りするのが大好き。靴箱やダンボールなどもお気に入りの場所だという。
フレンドリーな性格で、抱っこされたり、なでたりされるのも嫌がらず、児童たちと一緒に遊んでいるというドゥードゥー。エサや予防注射など飼育にかかる費用は陳さんが自費で負担しているが、シャンプーは児童が手伝い、飼育の責任を分担している。
陳さんによると、動物を飼うのが難しい家庭も多いため、ドゥードゥーの飼育は保護者からも支持されているという。