創立129年を記念し、台湾鉄路管理局(台鉄)は7日、看板特急プユマ(普悠瑪)号をテーマにした特製弁当を数量限定で発売する。パッケージはプユマ号の車両を形どった。健康的な食材を使用したメニューが盛り込まれており、同局は消費者に豪華な食事を楽しんでもらいたいとしている。
弁当は主食、主菜、副菜、果物、デザートが入ったフルコーススタイル。主食のご飯には台湾原住民(先住民)の伝統的作物とされる赤キヌアと松の実を混ぜ込んだ。主菜はカレー味の鯛とウシエビ。アスパラガスやベビーコーン、ユリ根、パプリカなどの野菜が添えられる。果物は旬のチェリーやブドウを使用。デザートには卵白で作られたゴマケーキが選ばれた。
プユマ号型の紙製弁当箱は、ティッシュケースとして再利用できる。特製弁当の購入者には専用の袋もプレゼントされる。価格は1セット199台湾元(約657円)。
発売日の7日には、鉄道事業の発展を記念して定められている「鉄路節」(6月9日)の祝賀式典が台北駅で行われる。また、人気キャラクター、ハローキティとのコラボレーション商品も同日発売される。