中国台湾網は記事「李登輝元総統の豪邸が他者の土地を違法占拠、建設物を解体するよう裁判所が支持=“日本に帰れ”とネットユーザー」を掲載した。
24日、台湾高等法院は、李登輝元総統が居住する高級住宅地「翠山荘」が近隣の土地を不法占拠している問題について判決を下した。不法占拠部分の建築物を取り壊し更地に戻すよう命じた一審判決に加え、高等法院は該当の土地を近隣住民の所有とするよう命じた。
李登輝元総統は退任後、翠山荘という高級住宅地の一角に居を構えた。同住宅地は40年前に建設されたものだが、建て増しした車庫や庭が本来の所有地を越えて近隣の土地を不法占拠していることが明らかとなり、裁判となった。
この判決のニュースを受け、台湾ネットユーザーの間では「すばらしい」「ぶっ壊せ」「元国家指導者が他人の土地を占拠しているなんてひどい話だ」「日本に戻ればいいのに」など話題となっている。(レコードチャイナ・翻訳・編集/増田聡太郎