民間気象会社のウェザーニューズは28日、今春の桜の開花予想を発表した。全国的に平年並み~やや遅めで、京都市は3月28日、大津市は30日の見込み。
桜は、冬の寒さに一定期間さらされると休眠から目覚め、2月後半以降の気温が高いと開花が早まるとされる。同社によると、近畿圏は今年1月上旬までは暖かい日が続いたが、中旬以降から寒波に見舞われたため、休眠打破の時期がやや遅れ気味という。
そのため、京都市では昨年より5日遅れ、大津市では2日遅れの開花とし、見頃は4月初めごろを予想する。このほかの各地の予想は、最も早い福岡市や東京都心で3月22日、名古屋市23日、仙台市4月5日などとしている。