4月1日から始まる祇園甲部歌舞会の「都をどりin春秋座」を前に、京都市下京区の京都高島屋に4日、舞妓が訪れた。来場者に「おたの申します」と声を掛け、新たな舞台での公演をPRした。
祇園甲部歌舞練場(東山区)が耐震工事で休館中のため、23日まで京都造形芸術大(左京区)春秋座で開く。演目は「洛北名所逍遥(そぞろあるき)」で、鞍馬山の牛若丸の伝承などを題材に6景を披露する。
舞台衣装などを展示した店舗入り口で、舞妓の多都葉さん(16)とゆり葉さん(16)が笑顔で冊子を配り、「華やかな舞台を楽しんでおくれやす」と話した。