(桃園 5日 中央社)桃園メトロ(MRT)は5日、今月2日に正式開業した空港線の4日の利用客数が10万人を突破したと発表した。台北駅や林口駅、高鉄桃園駅などでは特に混雑がみられたとしている。
同線は来月1日まで運賃が5割引になるキャンペーンを実施。正式開業初日こそ約5万2000人の利用者に留まったが、好天に恵まれたこの日は、買い物や小旅行などを楽しむ人で利用が増えたのではないかと同社ではみている。
ただ、バスに比べ割高な正規運賃を敬遠する声も根強く、同社では今後は沿線住民の通学通勤需要などに合わせて優待運賃を設定し、利用を促すとしている。