Quantcast
Channel: DUKE Train
Viewing all 23278 articles
Browse latest View live

台風11号、台湾への影響が最も大きいのは24日

$
0
0
 
予想図は「ウエザーニュース」より



(台北 22日 中央社)中央気象局によると、軽度台風(台湾基準)台風11号の台湾への影響が最も顕著になるのは24日になる見込み。台湾方面に進んでおり、進路が変わらなければ23日日中に海上台風警報、同日夜から深夜にかけて陸上台風警報を発令する見通しだとしている。

22日午前8時現在、台風11号はフィリピンの東の海上にあって時速16キロで北北西に進んでいる。中心気圧は995ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル。

気象局によれば、24日は台湾全域で雨が降り、東部や南部を中心に大雨となる恐れがある。上陸するかは不確定で、予想進路が南寄りに変わっていることから、台湾の南の海を通過する可能性もあるという。


韓高雄市長、日本議員との面会に遅刻 市議から厳しい声

$
0
0

胸の前で手を合わせてお詫びのポーズを取る韓高雄市長




(高雄 22日 中央社)最大野党・国民党の韓国瑜高雄市長が22日、同市を訪問した自民党の佐々木紀青年局長らとの面会に25分遅刻した。これに対し野党・時代力量の林于凱市議は失礼に当たるとして強く批判した。

会合は午前10時半に予定されていたが、韓市長が姿を現したのは同55分になってからだった。この間、佐々木局長ら約90人からなる訪問団は着席しており、市幹部や市議らが話をするなどして場をつないだ。林市議は、中国に対する態度と比べると、日本との交流を韓市長が重視していないことは明らかだとフェイスブックで非難した。

会合後、韓市長はメディアの取材に応じ、朝は市郊外で行われていた市幹部の親族の告別式に出席していたと説明。日本側には事前に遅刻することを伝えていたとし、了承を得ていたと話した。

20日には米国の対台湾窓口機関「米国在台協会」(AIT)の一行が韓市長を訪問。米国と日本からの訪問が相次いだことについて、韓市長は「高雄が重視されていると信じている。この韓国瑜個人に対する重視だという可能性もある」とコメントした。
 

IC身分証、来年10月導入 閣議決定 23年までに完全移行へ

$
0
0

画像は正式なデザインではない




(台北 22日 中央社)行政院院会(閣議)は22日、ICチップを搭載した電子身分証明書(New eID)の導入案を決定した。来年10月から切り替え交付を開始し、2023年3月までに全国民の電子身分証への移行を完了させる予定。導入には約48億台湾元(約163億円)が投じられる。

電子身分証は国民IDカードに、デジタル世界で身分を証明する「自然人証明」が統合される。運転免許証や国民健康保険カードは組み込まれなかった。将来的には携帯電話とひも付け可能にし、カードの持ち歩きが不要になる。カードに記載する情報は最低限にし、個人情報保護を徹底するほか、ICチップに個人情報を保存することで、偽造防止強化を図る。カードの素材は現行の紙からポリカーボネートに変更し、耐用性を高める。

カードの表面には中華民国国旗のイラストに加え、「中華民国国民身分証」、「REPUBLIC OF CHINA(TAIWAN) IDENTITY CARD」の文字を印刷する。正式なデザインは来年4、5月に発表される予定。

台湾は行政サービスのデジタル化を目指しており、1996年から電子政府への転換を推進している。昨年末には一歩進んだ「スマート政府」計画を発表。計画の基盤の一つとして電子身分証の導入が進められた。
 

台湾の医療関係者、フラッシュモブで香港政府を非難

$
0
0

台北市の台湾大学付属医院前に集まって
香港市民にエールを送った台湾の医療関係者ら



(台北 22日 中央社)台北市内で21日、香港市民の抗議活動を支持する台湾の医療関係者によるフラッシュモブが行われ、100人余りの参加者が、デモ隊を強制的に排除しようとする香港政府を非難し、一連の騒動で影響を受けている香港の同業にエールを送った。

主催したのは、台北市の医療関係者でつくる労働組合「台北市医師職業工会」ら。インターネットでの呼び掛けに呼応した参加者が午後6時までに台湾大学付属医院前に集合。「台湾と香港の気持ちは一つ」などと書かれた紙を掲げて集合写真を撮り、約10分で解散した。その映像は同日、同団体のフェイスブックに声明文と共に投稿された。

声明文では香港の現況について、警察が病院の急患室に突入したり、「抗議活動に参加した医療関係者が警察との衝突で失明している」と主張。その上で、「市民の生命と健康を守ることがわれわれの価値」であると強調し、市民を傷つける行為に及んだ香港政府を非難した。また、香港市民に同調する立場を示し、台湾の各界にも支持を呼び掛けた。
 

中正紀念堂の蒋介石像に赤いペンキ 男性2人、不起訴に

$
0
0






(台北 22日 中央社)台湾台北地方検察署(地検)は22日、台北市の中正紀念堂内に設置されている蒋介石元総統の銅像に赤い染料が入ったカラーボールを投げつけたとして、文化資産保存法違反の疑いで逮捕された男性2人を嫌疑不十分で不起訴とした。地検は赤いペンキは洗い落とすことができ、損壊には至っていないとしている。

2人は昨年7月、通報を受けて駆け付けた警察によって逮捕された。中正紀念堂の外でも赤いペンキをまいたほか、抗議のメッセージが書かれた横断幕を掲げるなどした。警察の取り調べに対し2人は犯行を認め、理由について「権威主義を取り除き、台湾共和(国)を創建する」といった理念を伝えたかったなどと話していた。
 

米国の新型F16売却 中国が台湾を批判「恥知らず」 蔡総統「中国の失言」

$
0
0

61年前の「金門砲戦」で命を落とした軍人らに献花する蔡総統



(金門 23日 中央社)米トランプ政権が台湾への新型F16戦闘機売却を承認し、議会に正式に通知したことに対し、中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は22日、民進党政権を台湾の同胞の利益を顧みない「恥知らず」だと批判した。蔡英文総統は23日、「中国は失言した」と跳ね返し、「中国が良き隣人となることを期待する」と述べた。

1958年に人民解放軍が離島・金門島に砲撃を行った「金門砲戦」の勃発から61年を迎えたこの日、蔡総統は金門で行われた関連の式典に参加し、取材に応じた。

蔡総統は、自主防衛力の強化によって民主的で自由な生活様式を確保することは正当性が高いことだと言及。中国が一国二制度を台湾の人々に押し付けるのは、全ての台湾人が受け入れられないと語った。

国台弁は米国務省が台湾へのF16売却を議会に正式通知する前の19日にも反発を示し、蔡総統や民進党政権を「米の手先となることをいとわず、高いみかじめ料を米に納めている」と批判していた。

米国が売却するのは計66機で、総額約80億米ドル(約8500億円)。
 

餃子やちまきの人気店がある台北の市場、キャッシュレス決済が本格化

$
0
0

生鮮食品や雑貨などの店が集まる「光復市場」



(台北 23日 中央社)生鮮食品や雑貨などの店が集まる台北市の「光復市場」が、交通系ICカード、イージーカード(悠遊カー)決済やQRコード決済、クレジットカード決済を22日までに全面的に導入した。イージーカード決済はすでに市内の一部市場で取り入れられているが、全ての店舗で利用できるようになるのは初めて。(カー=上の下にト)

同市場は、戦後に国民党とともに中国大陸から台湾に渡った「外省人」が多く居住する地域に1961年に開場。現在、肉や野菜、果物、雑貨、総菜などを販売する店舗が計56店あり、行列ができる餃子やちまきの人気店があることでも知られる。2009年に鉄筋コンクリート造りに改築され、昨年再度リニューアルが行われたのを機にキャッシュレス化が推進された。

決済方法の多様化を記念し、イージーカードやクレジットカードでの買い物に使える割引券を発行するキャンペーンが9月15日まで実施される。
 

台湾で文化体験を!羽田空港に壁面広告 国立劇場をPR

$
0
0

ナショナル・パフォーミング・アーツ・センターの朱宗慶董事長



(台北 23日 中央社)台湾の国立劇場を統括するナショナル・パフォーミング・アーツ・センター(国家表演芸術中心、NPAC)の壁面広告の除幕式が22日、京浜急行電鉄・羽田空港国際線ターミナル駅で行われた。文化体験に重点を置き、NPACが所管する3劇場を外国人旅客に紹介する。NPACの朱宗慶董事長(会長)は、日本の人々にぜひ、台湾で文化と芸術に彩られた魅力を体験してほしいと期待を示した。

紹介されるのは、建築家の伊東豊雄氏が設計を手掛けた台中国家歌劇院(台中市)、30年以上の歴史を持つ国家両庁院(台北市)、昨年10月に開館した衛武営国家芸術文化センター(高雄市)。

NPACは交通部(交通省)観光局と連携し、外国人観光客に劇場に親しんでもらう取り組みを昨年10月から推進している。近日中には、上記3劇場の指定演目を対象にチケットを割引したり、無料ガイドサービスを提供したりする外国人向けの優待制度も整う見通し。

朱氏は台湾の山や海、地方の村落や裏路地などで触れる感動的な物語が全て芸術家の養分となって劇場で表現されると述べ、台湾の劇場で「建築と台湾文化の素晴らしさを味わってください」と呼び掛けた。
 

故宮院長、日本の台湾統治に言及「明治維新の経験を持ち込んだ」高雄で講演

$
0
0

国立故宮博物院の呉密察院長



(高雄 23日 中央社)国立故宮博物院の呉密察院長は22日、南部・高雄市で台湾の歴史の近代転換をテーマに講演し、台湾の近代史をマクロの視点からみると、日本の台湾統治(1895~1945年)は明治維新の成功経験をそのまま持ち込んだものだとの考えを示した。

呉氏は、台湾は植民地主義の下で近代化に向かっていったと指摘。日本の明治維新が日本を急速に進歩する近代社会に転換させるのに成功したことから、日本は台湾を統治する際にこの成功経験を複製して台湾で運用したとの見解を述べた。さらに、統治初期の司法制度導入や土地調査、戸口調査実施、鉄道路線縦貫線全通、糖業の発展などを例に挙げ、台湾の現代化の基礎を次第に築いたと言及した。
 

蔡総統と馬氏が金門で握手 台北では柯市長と郭氏、王氏が3ショット

$
0
0

蔡英文総統と国民党の馬英九前総統



(台北 23日 中央社)離島・金門で23日、蔡英文総統と野党・国民党の馬英九前総統が握手をし、あいさつを交わした。台北では同日、来年1月の総統選出馬が取り沙汰される柯文哲台北市長(台湾民衆党)が、総統選に向けて手を組むとの噂がある郭台銘・鴻海(ホンハイ)精密工業前会長、国民党の王金平前立法院長(国会議長)と式典に出席し、一緒に写真に収まった。3氏が公の場でスリーショットを見せるのは初めて。

この日は1958年に人民解放軍が離島・金門島に砲撃を行った「金門砲戦」の勃発から61年となった日で、蔡氏と馬氏はそれぞれ、慰霊式典に参加するために金門を訪れていた。両氏は式典では顔を合わせなかったが、蔡氏が式典会場から別の場所に移動する途中、学生らと山登りをしていた馬氏と遭遇し、車を降りてあいさつをした。

総統府の公式フェイスブック「総統府発言人」は、両氏が対面した際の映像を投稿。「『台澎金馬(台湾本島、離島・澎湖、金門、馬祖)運命共同体』『国民団結、国家一体』の金門砲戦の精神のようだ」とつづった。馬氏も自身のフェイスブックで対面時の映像を公開し、文章には「#蔡英文」「#双英会」(2人の“英”が面会)などのハッシュタグ(検索目印)をつけた。

柯氏と郭氏、王氏の3人は台北市内で行われた同市主催の金門砲戦記念音楽会に出席。一緒に取材は受けず、3人のやり取りは少なかったものの、記念撮影の際には互いに握手を交わし、同盟結成の可能性が絶たれていないことを行動で証明した。
 

台湾の絵画600点超、米から“帰郷” 日本時代から戦後までの美術史伝える

$
0
0

順天美術館で保管されていた絵画に見入る鄭麗君文化部長



(台北 23日 中央社)日本統治時代や戦後に活躍した台湾人画家の作品計652点を米国から台湾に“里帰り”させる作業が今月中旬に終了した。鄭麗君文化部長(文化相)が22日、自身のフェイスブックで公表した。作品は中部・台中市の国立台湾美術館に収蔵され、来年下半期に公開される予定。

絵画は、台湾の製薬メーカー、順天堂製薬の創業者である故・許鴻源氏のコレクション。日本統治時代の陳澄波、廖継春、李梅樹や戦後の呂基正、張義雄、廖修平など、台湾の美術史に名を残す画家の作品が含まれる。許氏は1975年に米国に移住しており、収蔵品は許氏の死後、遺族がカリフォルニア州アーバインに設立した順天美術館で保管されていた。文化部(文化省)と同美術館は昨年9月、館内の全所蔵作品を同部に寄贈する基本合意書に調印。今月11日までに全数が台湾に輸送された。

鄭氏は文中で、許氏が生前、「これらの絵画は私個人のものではなく、台湾人の財産」だと話し、「いつか必ず、分散させずに全て故郷・台湾に戻したい」と願っていたエピソードを紹介。海外に流出した貴重な絵画を再び目にすることができて「とても感動している」と喜びを示した。
  

みなみ会館が移転復活 京都を代表するアート系映画館

$
0
0

旧会館の内装を再現した新しい京都みなみ会館のメインスクリーン
(6日、京都市南区)




京都を代表するアート系映画館「京都みなみ会館」(京都市南区西九条)が23日、移転復活するのを前に、開場式典が22日、開かれた。スクリーン数は従来の1から3に増え、1階のメインスクリーンは、九条通を挟んで斜め向かいにあった旧会館の内装を再現した。運営する巖本金属(同区)の巖本博社長はあいさつで「映画を中心に、京都からアーティストが育ち、文化を発信していくすてきなシアターにしていきたい」と誓った。

 ふかふかの赤い椅子に、赤のどんちょう、グレーの壁…。老朽化のため昨年3月末に閉館した旧みなみ会館の内装がよみがえった。

 東寺の東側、九条通の北側に面する新しいみなみ会館。1階のメインスクリーン(126席)のほか、2階には54席と30席の2スクリーンを備える。

 式典には、太秦の東映京都撮影所を拠点に撮影された映画「焼肉ドラゴン」の鄭義信監督をはじめ、映画や近隣の関係者ら200人近くが出席。巖本社長は、旧みなみ会館が前回の東京五輪の前年(1963年)に開場し、今回も20年東京五輪の前年にオープンする奇遇を語り、「みなさんの知恵が楽しく集まる“ハコ”にしたい」と呼び掛けた。

 京都駅近くに2023年に移転する京都市立芸術大の赤松玉女学長は来賓あいさつで「京都は学生のまち。2階の小スクリーンは、学生が(自主映画の製作上映に)挑戦するきっかけにもなる」と期待を寄せた。

 30日から上映される京都を舞台にした映画「嵐電」の鈴木卓爾監督も開場式に訪れ、「いろんな映画が上映され、若者だけでなく、幅広い世代が集う京都らしい映画館になるのでは」と語っていた。

 23日午前10時からの営業では、スティーブン・スピルバーグ監督の名作「未知との遭遇」を3スクリーンで一斉に上映してスタート。初日だけで計15作品を入れ替え制で掛けるなど、みなみ会館らしい、よりすぐりの作品を新旧問わず掛けていく。名物だった週末のオールナイト上映や怪獣特撮映画の特集も復活させる。

 上映作品や日程など詳細は同館075(661)3993へ。
 

華道大成前の姿?「立花」奉納 松の古木に菊の装い・亀岡

$
0
0

地元住民から奉納された「立花」(亀岡市大井町・大井神社)




松の古木を花や松葉で装飾する府無形民俗文化財「立花(りっか)」の奉納が19日夜、京都府亀岡市大井町の大井神社で催された。あいにくの雨となったが、来場者たちは脈々と続く民俗行事の歴史を感じながら、迫力ある作品を眺めた。

 立花は、室町時代に座敷飾りの一つとして発展した立て花に由来する。氏子たちが作る大井神社の立花は、華道大成前の形式をとどめているとされ、神社によると、少なくとも江戸時代には行われていた、という。

 作品は2組1対で神社周辺の6地区が奉納した。松の古木に緑色の松葉を差し込み、菊の花を中央に配した作品が目立った。提灯がともされた境内で、参拝者は地区ごとに異なる装飾を楽しみながら作品を見つめていた。

京都新聞
 

水上でユラユラ「オニバスに乗れたよ」滋賀で子ども向け催し

$
0
0

パラグアイオニバスの葉に乗って記念撮影する子ども
(滋賀県草津市下物町・水生植物公園みずの森)




滋賀県草津市下物町の水生植物公園みずの森でこのほど、夏恒例イベント「パラグアイオニバスに乗ってみよう」があった。30キロ以下の体重制限があり、試乗した子どもたちは独特の「浮遊感」を楽しんだ。

 パラグアイオニバスはスイレン科で、8月ごろに水面に浮かぶ円形の葉が子どもが乗れる大きさになる。

 試乗する葉は直径約1・2メートルで、怖くて断念する子もいたが、挑戦した女児(6)=大津市=は「沈むのを心配してたけど大丈夫やった」、妹(4)は「乗る前はドキドキ、乗ったらユラユラ」と話していた。

 24、25日午前9時半から試乗会がある。先着100人(30分前から整理券を配布)。成育状況や天候不良で乗れないこともある。

京都新聞
 

樹上完熟、彦根梨の甘さ外れナシ 生産者が販売PR

$
0
0

彦根梨を求める買い物客ら(滋賀県彦根市石寺町・JA東びわこ美浜館)




特産品で人気の「彦根梨」の出荷が本格的に始まり、21日、生産者らが滋賀県彦根市石寺町のJA東びわこ直売所「美浜館」で自ら販売してPRした。

 彦根梨は、木になった状態で完熟させることで甘みを引き出すのが特徴。糖度11以上などの条件をクリアしたものが彦根梨として流通する。今年は同市石寺町の19農家で計35万個の収穫を見込んでいる。

 梅雨の影響が心配されたが、その後の日照でやや小ぶりだった昨年よりも大きくなり、甘さも十分になったという。彦根梨生産組合の林沼隆組合長は「きれいな地下水で育った糖度の高い梨を味わってほしい」と話した。

 JA東びわこの直売所や県内のスーパー平和堂で「幸水」「豊水」など品種を変えながら9月下旬ごろまで販売する。

京都新聞
 

幼保無償化なのに負担増 おかず費で逆転現象 保護者に

$
0
0

京都市中京区・中京みぎわ保育園




10月にスタートする「幼児教育・保育の無償化」に合わせ、新たに実費徴収となる保育園給食の副食(おかず)費に保護者が関心を寄せている。京都府は低所得者向けの独自施策としてすでに国の対象範囲を超える保育料の無償化を実施しており、副食費が実費になれば一部で負担が増える「逆転現象」が生じる恐れがあるためだ。国が示す給食費の目安が「高すぎる」との指摘もあり、保護者の負担を減らす仕組みづくりが求められる。

 保育園や認定こども園では、ごはんやパンなどの主食費は保護者の実費負担としているが、副食費は保育料に含まれている。国は10月から副食費も実費対象とするが、低所得者の負担軽減策として、年収360万円未満の世帯は免除とする方針。

 だが、京都府は市町村と連携し、年収640万円未満の世帯の第3子以降については、すでに保育料を無償化している。副食費が実費となれば、10月以降はその分、保護者の負担が増える。京都市や宇治市などの市町村からは財政措置の要望があり、京都府は対応を検討している。

 給食費は原則として原材料費のみで、調理員の人件費や光熱水費などは含まれない。厚生労働省は独自の算定方法で給食費の目安を月額7500円(主食費3千円、副食費4500円)としているが、厚労省が7月に公表した全国調査では、平均5423円(主食費703円、副食費4720円)と乖離がある。

 各園が設定している給食費には「実態に合わず高すぎる」との指摘もある。

 京都市内でも市立保育所は主食費が1100円だが、民間園では2千円前後が多く、中には3千円を超える園もある。3500円に設定している民間園の園長は「きちんと原価計算はしている。そんなに豪華な食材は使っていないつもりだが…」と話す。別の園長は「昔から2千円に設定しているが、根拠は分からない」と漏らした。

 中京みぎわ園(中京区)は主食費を500円にし、10月以降は副食費を4千円に抑える意向だ。塩谷索園長は「各園で実費をきちんと計算すれば、少なくとも主食費は抑えられるはず。保護者の負担を減らすために園も努力すべき」と訴える。

京都新聞
 

亡き人をしのんで 化野念仏寺で千灯供養

$
0
0






京の晩夏の風物詩「千灯供養」が23日夜、京都市右京区嵯峨鳥居本の化野(あだしの)念仏寺で始まった。参拝者がろうそくをともし、約8千体の無縁仏が柔らかな明かりに包まれた。

 同寺によると化野一帯はかつて葬送の地で、死者のために石仏や石塔がまつられた。何百年という歳月を経て散乱、埋没していたが、明治時代に地元の人たちの協力を得て集めたのが千灯供養の始まりという。

 京都市内の最高気温は27・6度(京都地方気象台調べ)にとどまり、7月22日以来30度を下回った。

 午後6時、地蔵堂で法要が始まり、大小さまざまな石仏や石塔が並ぶ「西院(さい)の河原」を僧侶6人が読経しながら一巡した。雨の中、家族連れらが次々と訪れ、亡き人をしのんで手を合わせた。24日夜も営まれる。中学生以上千円。

 同寺はこれまで地蔵盆に合わせて23、24日に行ってきたが、来年から8月最終土曜、日曜に変更する。「週末のほうがお参りしやすい」と判断したという。

京都新聞
 

米軍艦が台湾海峡通過 今年に入って7度目 F16売却決定直後

$
0
0

米海軍のサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦USSグリーンベイ



(台北 24日 中央社)国防部(国防省)は23日、米軍艦1隻が同日、台湾海峡を南から北に向かって通過したと発表した。米国務省が台湾に新型のF16戦闘機66機を売却すると議会に正式に通告したことを受け、中国が22日に反発した直後だった。同部の資料によると、米艦の台湾海峡通過は今年に入って7度目。

消息筋によれば、台湾海峡を通過したのはサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦USSグリーンベイ(LPD-20)。同部は、「米艦が台湾海峡で実施した『航行の自由作戦』だ」とした上で、全行程を把握しており異常はなかったとして国民に安心するよう呼び掛けた。
 

タピオカ人気に商機 台湾の製造業者、日本向けの生産に軸足シフト

$
0
0



(台北 24日 中央社)日本でタピオカ入りドリンクの人気が高まっているのを受け、台湾のタピオカ製造業者の中には日本向けの生産に軸足をシフトさせる動きが出ている。日本向けの輸出は今年に入って急増しており、台湾の業者は高値で売れる日本市場に商機を見出している。

行政院(内閣)農業委員会の統計によると、台湾の今年1~6月のタピオカ(でんぷんから製造したフレーク状、粒状、真珠形、ふるいかす状その他これらに類する形状のタピオカ粉およびその代用品)の日本向け輸出量は4552トンに上り、前年同期(587トン)の約7.8倍となった。月別にみると、昨年5月に100トンを超えて以降、ほぼ右肩上がりに上昇し、今年5月には1000トン台に乗った。今年7月の日本向け輸出量は米国を上回り、国・地域別で最も多い2028トンに達した。

台湾のタピオカ製造業者によれば、今年4月以降、海外からの注文が激増しており、中でも日本からの需要が最も大きいという。以前は月1、2日を日本向けの生産に充てていたものの、需要の増大によって現在では週4、5日分の生産能力を日本向けに割り当てている。その反動で国内向けの生産は週1日にまで減ったという。多くの業者が国内の受注をストップし、日本向けの供給に全力を注いでいるという情報も耳に入っていると明かした。

日本向けの生産を重視する主な背景には、価格の高さがあるとこの業者は指摘する。統計によれば、今年1~6月の日本向け輸出額は1トン当たり3095米ドル(約33万円)で、全体平均の1845ドル(約19万4000円)より7割ほど高い。業者によると、日本現地にも製造業者はいるものの、人気があるのは台湾産だという。

業界関係者によると、台湾メーカーのタピオカ生産能力は年間9万トン。関係者は、台湾にはタピオカミルクティーの成熟したサプライチェーンが整っている上、経済規模も大きいため、他の国が真似をすることは難しく、短期的には取って代わられることはないだろうとの見方を示した。
 

台湾・高雄の芸術施設、米タイム誌が選ぶ「世界で最も素晴らしい場所」に

$
0
0

衛武営国家芸術文化




(台北 24日 中央社)米タイム誌が22日に発表した2019年版の「世界で最も素晴らしい場所」で、南部・高雄市の国立芸術施設、衛武営国家芸術文化センターが「訪れたいスポット」に選ばれた。台湾からの選出は初めて。

「最も素晴らしい場所」では、同誌の編集者や海外特派員、専門家らが厳選した世界の観光地やホテル、レストランなどが「訪れたいスポット」「泊まりたい宿泊施設」「食べに行きたい店」の3カテゴリーで計100カ所紹介される。2018年に開始され、今年で2年目。

衛武営国家芸術文化センターは、日本統治時代の軍用地を整備した公園の中に建設され、昨年10月に開館した。オペラハウス、コンサートホール、劇場、リサイタルホールの4つの室内ホールと2万人以上収容できる屋外劇場がある。同誌の選評では、ガジュマルの木から着想した屋根の形が特徴的であることや、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会など世界トップクラスのプログラムが多数上演されていることなどが紹介された。

同センターは入選について、文化のソフトパワーを通じて世界の舞台で台湾のために声を上げられると喜びを示し、台湾と世界をつなぐ文化の玄関口としての役割を担うことに期待を寄せた。

「訪れたいスポット」には同センターのほか、東京都の「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」、米カリフォルニア・ディズニーランドパーク内のテーマランド「ギャラクシー・エッジ」など37カ所が名を連ねた。
 
Viewing all 23278 articles
Browse latest View live