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京都)マハティール首相、島津製作所など訪問

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マレーシアのマハティール首相が来日し、京都市中京区西ノ京桑原町の島津製作所本社を6日に訪れた。玄関前で上田輝久社長や社員らの出迎えを受けたマハティール首相は、同社の「ヘルスケアR&Dセンター」などを約1時間かけて見学。ノーベル化学賞を受けた田中耕一シニアフェローとも言葉を交わした。

 訪問はマハティール首相側の希望で実現した。同社は3年前にマレーシアにASEANやインド向けの分析計測機器の工場を稼働させるなど、マレーシアを重要拠点と位置づけている。

朝日新聞
 

ICOM 舞鶴市の引揚記念館 引き揚げの歴史を学ぶ

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舞鶴市の引揚記念館




ICOM=国際博物館会議に参加している各国の博物館関係者などが舞鶴市の引揚記念館を訪れ、引き揚げの歴史を学びました。

ICOM京都大会の6日目は、京都府内や近郊のエリアで体験型の見学会が開かれ、このうち舞鶴市の引揚記念館には各国からおよそ40人が訪れました。

はじめに、シベリア抑留を経験した安田重晴さん(98)が厳しい寒さや労働環境を証言し、参加者からは「シベリアから持ち帰れたものはあるか」といった質問を受けていました。

展示室では、しらかばの皮にふるさとへの思いをつづった「白樺(しらかば)日誌」について説明を受けたり、抑留者の居住環境を再現したスペースを見学したりして、引き揚げの歴史を学んでいました。

また、抑留を描いた絵を保管する倉庫を見学し、絵を守るため、温度や湿度を一定に保っていると説明を受けていました。

ドイツの博物館でコンサルタントを務めるドイツ人の男性は「父もシベリア抑留を体験し、いろいろな思いで展示を見ました。抑留者の生活を再現したスペースは寒さや住環境の厳しさが伝わってきてよかった」と話していました。

また、ロシアの博物館で働くロシア人の女性は「歴史遺産を残すことは戦争の悲惨さを忘れないようにするためにも大切だと思います。

英語だけでなくロシア語でも説明があり、歴史を振り返るのに丁寧だと感じました」と話していました。

朝日新聞
 

税制優遇、被害者支援に初適用 京アニ義援金で京都府が口座 

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京都文化博物館に設置された、「京都アニメーション」を支援する募金箱
(京都市中京区)




京アニ放火殺人事件の被害者・遺族向けの義援金を税制面で優遇する仕組みは、京都府が政府に要望してわずか1カ月で開設されることになった。犯罪被害者支援では前例がない。京アニに寄せられた多額の支援金を被害者らに非課税で全額届ける対応を急いだ結果で、政治判断の色合いが強い。善意の受け皿が整った半面、税制は公平性を第一とするだけに、今後の事件や事故の被害者支援のあり方に一石を投じた。

 京アニが7月24日に開設した口座には、国内外の企業や個人からわずか1週間で10億円を超す支援金が寄せられた。ただ、被害者や遺族に配分しようとすると一時所得として課税される可能性など課題があった。

 府は「寄付金全てを被害者や遺族に届けたいとの京アニの意向」(戦略企画課)を踏まえ、同30日、政府に税制上の特例措置を要望した。その4日前には、超党派の議員連盟が政府に同様の対応を要請している。税制優遇は慎重な検討が不可欠だが、事件の社会的な影響の大きさもあって、災害義援金の枠組みの活用が浮上しスピード決着となった。府幹部は「官邸の意向を強く感じた」という。

 犯罪被害者支援としては、警察庁の給付金や、公益法人「全国被害者支援ネットワーク」(東京都)の緊急支援金などの制度があるが、税制優遇を伴って寄付金を直接、被害者らに分配する仕組みはない。6日、記者会見で西脇隆俊府知事は「今回のケースは一つの前例となるだろう。犯罪被害者救済という観点では政府の検討課題となるのでは」とした。

 税制を専門とする立命館大の望月爾(ちか)教授は今回の特例措置を評価した上で、「今後、犯罪や事故の被害者に対しどう判断していくのか明確でなければ、税制の公平性は維持できない」と指摘。犯罪被害者支援団体などへの寄付金は、今回の義援金の仕組みより優遇の度合いが小さく、「寄付税制全般や、被害者支援のあり方について見直す必要がある」としている。

京都新聞
 

京アニ 事件後初の新作映画公開 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝ー永遠と自動手記人形ー」

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「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件のあと初めてとなる新作映画の公開が6日から始まり、京都市の映画館には大勢のファンが訪れました。

6日は、事件のあとでは初めてとなる京都アニメーションの新作映画、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝ー永遠と自動手記人形ー」の公開日で、京都市中京区の映画館には平日にもかかわらず大勢のファンが訪れました。

作品は、テレビアニメシリーズ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場版で離れ離れになった姉妹が手紙の代筆の仕事をする主人公との出会いを通して絆を取り戻していく物語です。

京都アニメーションによりますと、作品は事件の前日に完成し、亡くなったりけがをしたりした人を含めて会社のすべてのスタッフが制作に参加したということです。

京都アニメーションの作品では、通常、1年以上経験があるスタッフの名前を載せていますが、今回は監督の意向で全員の名前を掲載したということです。

京都アニメーションの代理人弁護士は「災禍に見舞われたスタッフを含め、全員の生きた証(あかし)です。末永くお楽しみいただけたら幸いです」としています。

映画を見た京都市北区の女子大学生は、「すてきな絵や細かい表現に制作者の思いが詰まっている作品だと感じました。事件で大変だと思いますが、応援しているファンがたくさんいるので負けないでほしい」と涙で言葉を詰まらせながら話していました。

映画は今月26日までの期間限定で公開されます。

NHK
 

深酒して駐車場で寝ていた男性、車に轢かれ死亡(台湾)

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駐車場で寝てしまい命を落とした36歳男性




台湾・南投県埔里鎮で2日深夜、酒に酔い駐車場の通路で寝ていた男性が車に轢かれる事故が起きた。車の運転手が車体の下に人が倒れているのを見つけて119番通報し、男性は病院へ緊急搬送されたが助からなかった。『中時電子報』『ETtoday新聞雲』などが伝えた。

警察によれば、亡くなったのは36歳の鄒さんという男性。通報を受け救急隊員が駆けつけた時には意識があったものの、搬送中に心肺停止状態になり病院で救命措置を受けたが頭部の怪我がひどく死亡した。血中アルコール濃度から換算した呼気中アルコール濃度は2.2mg/Lで、当時鄒さんは昏睡状態だったと見られている。

鄒さんは1日の午後に母親と口論になり、家を飛び出した母親が塩酸を飲んで南投県にある湖「日月潭」で飛び込み自殺を図った。幸いにも通りがかりの人が気付き、母親はすぐに病院へ運ばれたが現在も予断を許さない状態が続いているという。

母親の自殺未遂で気が滅入ってしまった鄒さんは友人らとエビ釣り堀に出かけ、釣り堀の店で酒を飲んだもよう。友人らの話では、夜11時頃に店を出たが鄒さんが随分酔っていたので駐車場に止めていた車の車内で休ませていたそうだ。しかし鄒さんは飲みすぎて気分が悪くなり外に出たため、駐車場のそばにあった石垣に座らせて休ませた。その後、友人らは帰宅している。警察は、酔っ払った鄒さんが駐車場の通路で寝てしまったことから事故に遭ったとみている。

ダライ・ラマ、台湾にエール 「民主自由は全体主義に勝つ」

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(台北 7日 中央社)チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は先月、インドで台湾のテレビ局「客家テレビ」の取材に応じ、台湾や反政府デモが続く香港について話した。

台湾に関しては、中国からの圧力が強まっていることを念頭に、「くじけてはいけない。情熱を持ち続けなさい」「民主主義と自由をもって最終的に全体主義に勝つことができる」などと述べ、エールを送った。

1997年、2001年、2009年とこれまで3度台湾を訪れたダライ・ラマ。「大変楽しかった台湾の旅を忘れたことはない」と4度目の訪問に意欲を示した。

一方、混乱収束のめどが立たない香港の情勢に懸念を表明した上で、「平和が最も大切だ」と強調し、対話を通じた問題の解決に期待を寄せた。

インタビューは8日午後10時に同局で放送される予定。

京アニ新作公開 蔡総統、ツイッターでメッセージ「感動」/台湾

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蔡英文総統




(台北 7日 中央社)京都アニメーションの新作映画が6日、放火殺人事件後初めて日本で劇場公開されたことを受け、蔡英文総統は同日夜、ツイッターにメッセージを投稿し、「(事件から)2か月足らずで京アニと日本の皆様が勇気をもって再出発を遂げたことは、まさに感動すべき実話です」とつづった。

公開された作品は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝―永遠と自動手記人形」。エンドロールには制作に参加したスタッフの「生きた証し」として犠牲者を含む全員の名前が記され、ファンを涙ぐませた。

蔡総統は「事件当日、京アニのアニメーターたちは、パラリンピック関連アニメの制作企画を準備していたそうです」とも言及。京アニへの高い関心を示した。

蔡総統の投稿は7日午後6時半現在、4600回以上リツイートされており、「いいね」数も1万3000件以上に上っている。

嵐電 MUSEUM TRAIN、10月1日から運行

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京福電気鉄道と福田美術館は、2019年10月1日(火)から2020年1月13日(月・祝)まで、「嵐電MUSEUMTRAIN 『走る美術館』」を運行します。これは、10月1日(火)に、京都嵐山に福田美術館が開館することにわせたもので、同館が収蔵する数々の名画の画像を車体や車内に装飾します。

使用車両は嵐電モボ621形624号車1両編成で、運行区間は嵐山本線、北野線で、通常ダイヤ内に配車し運行されます。

福田美術館は「100年続く美術館」をコンセプトに、俵屋宗達や尾形光琳などの琳派、狩野山雪や探幽などの狩野派、円山応挙や長沢芦雪や伊藤若冲などの江戸絵画から竹内栖鳳、上村松園ら近代の名画まで約1,500のコレクションを有します。同期間は、開館記念「福美コレクション展」が開催されます。

(レイルラボ)


2019 秋の京都特別公開・特別拝観

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2019 秋の京都特別公開・特別拝観

 
神護寺 多宝塔特別拝観




多宝塔にて五大虚空蔵菩薩の祈願法要と特別公開されます。

【期間】2019年10月12日 (土)~10月14日 (月)
【時間】9:00~16:00
【料金】500円(別途通常拝観料必要 600円)
【場所】神護寺
【URL】 【H P】
【住所】右京区梅ヶ畑高雄町5
【アクセス】JRバス「山城高雄」
【TEL】075-861-1769


北野天満宮 御土居の公開




御土居(おどい)は、豊臣秀吉が天正19年(1591)に京都の周囲に築いた土塁(堤)。現在市中に残る、その10カ所が史跡に指定されています。なかでも北野天満宮の土塁は原型に最も近く、「御土居」の紅葉が脇を流れる紙屋川の水面に映え、野趣に富んだ風景です

【期間】10月~12月予定
【時間】9:00~16:00
【料金】800円(茶・菓子付)
【場所】北野天満宮
【URL】 北野天満宮公式サイト 
【住所】上京区馬喰町
【アクセス】市バス50「北野天満宮前」
【TEL】075-461-0005



大徳寺総見院 特別公開




羽柴秀吉が、本能寺の変に倒れた織田信長の追善菩提のために建立した、大徳寺総見院。
信長亡き後の政権争いの中、秀吉がその主導権を握るための建立した、歴史的に大変重要な寺院の特別公開です。

【期間】2019年10月12日 (土)~11月30日 (土)
【時間】10:00~16:00
【料金】600円
【場所】大徳寺総見院
【住所】北区紫野大徳寺町59
【アクセス】市バス206「大徳寺前」
【お問合せ】京都春秋事務局  075-231-7015



大徳寺興臨院 特別公開



室町時代の建築様式の本堂(重要文化財)や唐門を持ち、前田利家が本堂屋根を修復し菩提寺とするなど前田家とも非常に縁の深い寺院です。
優美で安定感のある姿が静寂と落ち着きを感じさせる本堂や、作庭家、中根金作が復元した方丈庭園を持つこの寺院が特別公開されます。

【期間】2019年10月5日 (土)~12月15日 (日)
【時間】10:00~16:30(受付終了) ※12月2日~15日は16:00受付終了

【料金】600円
【場所】興臨院
【住所】北区紫野大徳寺町
【アクセス】市バス206「大徳寺前」
【お問合せ】京都春秋事務局  075-231-7015


【このほかの寺院】

関東接近の台風15号、日本便に影響 エバー航空と中華航空/台湾

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エバー航空と中華航空の一部日本路線に影響が発生




(台北 8日 中央社)中度台風(台湾基準)台風15号が関東地方に接近しており、エバー航空と中華航空では、8日と9日の一部日本路線に影響が生じている。2社は最新の運航状況に注意を払うよう呼び掛けている。

エバー航空は、8日午後4時発予定だった松山(台北)-羽田(東京)BR190便を9日午前8時30分発に、9日午前10時50分発予定だった羽田(東京)-松山(台北)BR189便を同日午後1時40分発に変更すると発表した。

チャイナエアライン(中華航空)は、8日の桃園(台北)-成田(東京)CI106便と松山(台北)-羽田(東京)CI222便の両便を9日発に変更。9日の成田(東京)-桃園(台北)CI107便、羽田(東京)-松山(台北)CI223便は、出発時間を遅らせて運航する。
 

クロマグロ漁獲枠、300トンを日本に移譲 メバチの増枠目指す/台湾

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300トンを日本に移譲することについて説明する漁業署の張致盛代理署長




(台北 8日 中央社)太平洋クロマグロなどの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会が現地時間6日、米ポートランドで閉幕した。行政院(内閣)農業委員会漁業署は台湾時間8日、会見を開き、クロマグロの漁獲枠拡大を求めていた日本に、台湾が割り当てられている大型魚の枠300トン分を移譲したと発表。一方で、メバチの漁獲枠拡大を目指すとの考えを示した。

同署の張致盛・代理署長は、台湾のクロマグロの年間漁獲量は近年、500トン以下にとどまっており、枠を1000トン以上余らせていると説明。クロマグロの漁獲において台湾の能力や技術に問題はないとし、台湾に回遊してくる量は環境の関係でそれほど多くないとの見解を示した。

これに対し、メバチの年間漁獲量は1万トン近くに達しており、上限である1万481トンに迫っていると指摘。漁業者の増枠に対するニーズは高まっているが、これには日本など他国・地域の協力が必要となる。増枠の量は、協議を経て決定されるとした。

今回話し合われた漁獲枠については、12月のWCPFC年次会合で正式決定される見通し。正式決定となれば、来年から試行される。張氏は、移譲が台湾の漁獲に影響を及ぼしていないか、同年下半期に検討する方針を示した。
 

京都の魅力的な夜の景観とは? 電球色でライトアップ実験へ

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ライトアップした三条大橋のイメージ




京都市は夜間の魅力的な景観の在り方について指針の策定に乗り出す。今月から社会実験を始め、第1弾として13日から3日間、三条大橋をライトアップする。年度内に岡崎地区(左京区)など計5カ所程度で実験を行い、地域の特性と調和する夜間景観の検討に生かす。

 市は2007年から始めた「新景観政策」で、繁華街にあふれていたネオン広告も規制を強化し、照明の大きさや明るさなどを厳しく制限してきた。近年は発光ダイオード(LED)など照明技術の向上もあり、景観政策の方向性を見直す中で夜間景観の指針を作ることにした。

 市が昨年度、岡崎地区や国指定名勝の円山公園(東山区)など観光地を中心に市内21カ所で日中と日没後の景色の違いを調査したところ、日中はにぎわっていても、夜間は暗く人通りが少ない場所が多数あった。街灯は白い光が多く、照明に温かみが欠ける点も課題とした。

 三条大橋で行う社会実験では午後7~9時、橋の南側の手すりや支柱、橋脚に仮設照明を設置し、電球色の光で照らす。期間中は手すりだけ照らしたり、照度を変えたりして、鴨川の河川敷との調和や趣のある照らし方を探る。

 門川大作市長は4日の記者会見で「日中だけでなく夜においても京都ならではの景観づくりを進め、新たな価値を創造したい」と景観政策としての意義を強調し、「(場所や時間帯による)観光客の分散化にもつながる」と語った。

【京都新聞】
 

京都駅近くに週末商店街オープン「るてん商店街」

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JR京都駅の近くに週末限定でおよそ50の店舗が立ち並ぶ商店街がオープンし、大勢の人たちでにぎわっています。
出店する店舗が毎回異なることから「るてん商店街」と名付けられたこの商店街は、JR京都駅近くにある広さおよそ2600平米の市有地を活用してオープンしました。

商店街には古着屋や飲食店、それに生鮮食品の販売店など、およそ50の店舗が出店しています。

このうち版画や陶器などのアート作品が販売されている店舗では、訪れた人たちが興味深そうに手にとったり、眺めたりしていました。
買い物に訪れた男性は「子どものおもちゃを見に来ました。服も食べ物もあり、散歩がてらに来ることができて嬉しいです」と話していました。

るてん商店街運営事務局の佐藤秀喜事務局長は「新しい形の商店街を作りたいという思いで始めました。地域の方だけでなく海外の観光客にも喜ばれるような商店街にしていきたい」と話していました。

この商店街は、毎月第1土曜日と日曜日に開かれます。

京都市下京区上之町15(塩小路河原町交差点 北東角)

NHK
 

台湾・桃園のイベントで徳島の阿波踊り 日本から踊り手が訪台

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「土地公国際民俗芸術節」で披露された徳島の阿波踊り

 

(台北 9日 中央社)北部・桃園市で7日と8日に催された「土地公国際民俗芸術節」で、徳島の阿波踊りが披露された。会場には多くの観衆が集まり、日本から訪れた踊り手たちによる本場のパフォーマンスを楽しんだ。

同市桃園区は、地域を守る神様「土地公」が鎮座されている密度が台湾で最も高いとされ、同地に根付く土地公信仰を生かした「土地公文化節」を2008年から開催。昨年から「土地公国際民俗芸術節」に規模を拡大し、海外の民間信仰や民俗芸能団体を招いて交流を図っている。

今年は台湾の伝統人形劇、ポテヒ(布袋戯)や阿波踊りの公演のほか、マレーシアの団体によるパフォーマンスも行われた。8日に出席した鄭文燦・桃園市長は、伝統文化の精緻化、現地化、国際化が進み、桃園の文化的なパワーを示すことができればと語った。

沖縄県立博物館で「台湾展」開幕 歴史や文化、交流などを紹介

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カメラに向かって微笑む文化部の蕭宗煌政治次長(左)と玉城デニー沖縄県知事

 

(東京 9日 中央社)台湾の歴史と文化を紹介する企画展「台湾展~黒潮でつながる隣(とぅない)ジマ~」が6日、沖縄県立博物館・美術館で始まった。共催の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは、同展を通じて、日本の人々に台湾の多元社会における文化の姿を理解してもらいたいとしている。11月4日まで。

同展では沖縄から最も近い外国である台湾の歴史や住民について概観し、日本統治下の台湾における日本人の暮らしや台湾の人々との交流、台湾と沖縄の経済、文化面の交流についても紹介する。

6日に行われた開幕式には、文化部(文化省)の蕭宗煌政務次長や玉城デニー沖縄県知事らが出席。蕭次長は台湾原住民(先住民)アミ族のポシェットを玉城知事に贈り、日台の友情が長く続くよう願った。

同館では10月5日から、台湾原住民の入れ墨をテーマにした企画展「沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー 歴史と今」も約1カ月にわたり開かれる。


平氏一門の屋敷跡から墓石の原型が出土 一帯は墓所「鳥部野」か

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発掘調査を基に再現した鳥辺野の貴族の一族墓所のイメージ図。
奥にある方形区画墓の前に笠塔婆が立つ


 

鳥辺野から出土した笠塔婆。石製では国内最古級となる
(9日、京都市下京区・京都産業大むすびわざ館)


 

平安京郊外にあった墓所、鳥部野(とりべの)(鳥辺野)で埋葬された貴族の墓に使われたとみられる平安時代ごろの「笠塔婆(かさとうば)」が京都市東山区の六波羅政庁跡で見つかったと、民間調査会社・文化財サービス(伏見区)が9日発表した。鳥辺野が旧五条通(現松原通)南側に広がり、一帯を拠点とした平清盛の都市開発によって葬送地から姿を変えた変遷を考古的に裏付ける発見としている。

 笠塔婆は墓石の原形で3基が見つかった。うち最大の1基は石製で11世紀半ば~12世紀前半とみられ、国内最古級となる。六角形をした最頂部の笠と軸、四角形の土台が確認され、推定の高さは約1・8メートル。軸にはお経を収めるくぼみ「奉籠孔(ほうろうこう)」(幅約12センチ、奥行き約6センチ)があった。

 調査地は平安末期に平氏一門が屋敷を構えた「六波羅邸」跡(東山区五条通東大路西入ル北側)。8月までの同社の発掘で清盛が活躍した時代に築かれた軍事防御用の堀が見つかり、堀や周辺から笠塔婆のほか、方形に区画されたり、木棺を用いたりした11世紀~12世紀中ごろの墓計7基が出土していた。

 平安期の墓は平安京内では禁止されたため郊外につくられ、鳥辺野が最も知られる。文化財サービスは「平氏による開発で葬送地が武家の拠点に変わり、詳細位置が不明な鳥辺野が少なくとも現五条通から旧五条通にはあったことが考古的に明らかになった」とする。

 元興寺文化財研究所の狭川真一副所長(仏教考古学)は「『餓鬼草紙』の絵は京近郊の墓所の風景を描いたとされ、想起させる遺構は重要な発見と言える。調査地は墓が規則性を持って並ぶなど計画的につくられた墓域だったとみられ、鳥辺野全域において絵のように放置遺体が散乱していた可能性は低い。方形区画墓や笠塔婆を備えた点などから、藤原氏傍流といった貴族の一族墓所があったのではないか」と話している。

 笠塔婆は21日まで下京区の京都産業大むすびわざ館(日曜・祝日休館)で、22日~11月4日は上京区の市考古資料館(月曜休館だが祝日の場合は翌日休館)で展示される。いずれも入場無料。

(京都新聞)

高速バス内で女性の髪を切る 容疑で22歳男逮捕 滋賀

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高速バスの車内で乗客の女性の髪を切ったとして、滋賀県警甲賀署は9日、暴行の疑いで愛知県安城市の会社員の男(22)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認め、「自分好みの髪の毛だった」と話しているという。 

 逮捕容疑は8日午後11時ごろから9日午前4時ごろまでの間、北九州市内のPA(パーキングエリア)から兵庫県西宮市内のSA(サービスエリア)までの間を走行中だった高速バスの車内で、名古屋市の保健師の女性(31)の髪を20センチほど工作用のはさみで切ったとしている。

 同署によると、男は女性の席の後ろの席に座っていた。睡眠中の女性を狙って計3回にわたって髪を切ったといい、髪はポリ袋に保管されていた。

 被害に気づいた女性がバスの運転手に髪を切られたことを伝え、運転手から連絡を受けたバス会社が110番し、通報を受けて滋賀県甲賀市土山町南土山の土山SAで待機していた同署員らが男を逮捕した。

京都の「ひゃくまんべんさん」寺の名称を「百萬遍知恩寺」に

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知恩寺から名称変更した浄土宗大本山・百萬遍知恩寺(京都市左京区)




浄土宗大本山・知恩寺(京都市左京区)はこのほど、名称を「百萬遍(ひゃくまんべん)知恩寺」に変更した。鎌倉時代に後醍醐天皇が与えた百万遍の寺号が付近の地名として定着し「ひゃくまんべんさん」と親しまれていることを踏まえた。浄土宗議会は13日、同宗の憲法に相当する宗綱の条文を百萬遍知恩寺に改める見通し。

 同寺によると、1331年夏に京都を襲った大地震で疫病が流行した際、8世善阿(ぜんな)空圓(くうえん)が勅命で7日7夜、念仏を100万回唱えた。疫病が治まったことに感激した後醍醐天皇から百万遍の寺号が与えられたという。

 昔の所在地近くの上京区には百万遍町の地名が残り、現在地でも近くの交差点に百万遍の名前が付いている。同寺は「百万遍の本山」「百万遍のお寺」という通称で知られ、職員も名刺や名札に百萬遍知恩寺と記してきた。

 同寺は法人の名称変更を京都府に申請し、8月7日に認証された。長谷雄良祐執事長は「総本山の知恩院と間違われることもあり、百万遍があまりに有名なので正式に名前を改めた。お寺に一層親しんでもらいたい」と話している。

京都新聞

日本遺産「和束の茶畑」電気自動車で周遊 京都、無料で運行

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和束町の茶畑景観をゆっくりと楽しめる小型電気自動車(同町石寺)




秋の行楽シーズンに合わせて、京都府和束町の茶畑景観をゴルフカートのような小型電気自動車で周遊するサービスを同町が始めた。11月までの土日祝日に無料で運行し、茶業が織りなす美しい景観を間近で楽しんでもらう。

 宇治茶の主産地である同町には、日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」構成文化財の茶畑などがある。美しい景観を見てもらおうと、町が購入した小型電気自動車を使い、昨秋に続いて運行する。

 コースは同町釜塚の町観光案内所を発着点に、代表的な景観として知られる石寺の茶畑などを巡る8・2キロ。講習を受けたスタッフが運転する。運転手を除いて3人まで乗車でき、20キロ未満の速度で約50分かけてコースを巡る。町は「景観をゆっくり味わってもらいたい」としている。

 運行時間は午前9時半、同10時半、午後1時、同2時からの1日計4便。6歳未満は乗車不可。1カ月前から予約できる。受け付けは町観光案内所0774(78)0300。

京都新聞

みほとけ、暗闇の西陣織に浮かぶ 観光誘客へ非日常空間演出

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仏画と明かりが非日常の空間を演出する幻想館




西陣織の仏画と陶製の明かりで演出する施設「糸のみほとけ幻想館」が6日、京都市右京区嵯峨鳥居本にオープンした。暗闇の中に仏の姿が浮かび上がり、来館者を非日常の空間にいざなう。

 京都や奈良の国宝の仏像を約15年前から西陣織で再現してきた「西陣美術織工房」(上京区)が、奥嵯峨地域への誘客のきっかけになればと開設した。

 広隆寺(右京区)の弥勒菩薩(ぼさつ)半跏(か)像、聖林寺(奈良)の十一面観音立像など仏像15体を、15色の糸とキララ糸で忠実に織った仏画が壁に飾られた。陶器に微細な穴を開けて清水寺やモミジを描いた「陶灯」約50点が点灯すると、仏画の糸がきらきらと輝いた。

 近くに居を構える作家、瀬戸内寂聴さんが描いた「はなひら観音」を西陣織で再現した掛け軸も飾られ、観光客らが見入っていた。姫路市から来た西村和江さん(69)は「日常を忘れて落ち着けます」と話していた。

 開館は金・土・日曜の午前10時~午後5時。入館料500円。同館070(2677)1090。

京都新聞


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