昨年11月にリニューアルした京都市動物園(左京区)の公式ガイドブックが発行された。動物を間近に感じられる施設の工夫や個体ごとの見どころを、写真付きで分かりやすく紹介している。
同園が飼育する約130種の動物を「ゾウの森」や「京都の森」などエリアごとに掲載している。新たなガイドブックの発行は3年ぶりで、2014年にラオスから寄贈されたゾウが表紙を飾った。
キリンが餌を食べる姿を真下から見ることができる透明な台や、カバが歩きやすいよう土に変えられたグラウンドなど、随所に施された工夫を解説している。餌の一覧表やそれを食べる動物を当てるクイズもある。
ガイドブックはA5判、58ページ。500円。園内でグッズ店を運営する会社が制作し、同園が監修した。