(宜蘭 19日 中央社)東部・宜蘭県で18日、今年の初マグロの競りが行われた。重量は208キロ。110万2400台湾元(約394万円)で落札され、1キロあたりでは5300元(約1万8900円)となった。
クロマグロ漁は毎年4月から6月にかけて盛んに行われ、多くの漁船が「初マグロ」の漁獲を目指す。重量180キロ以上で、生きた状態で釣り上げられれば初マグロに認定され、今年は宜蘭蘇澳の漁船「進豊28号」が15日、釣魚台(日本名:尖閣諸島)付近の海域で釣り上げた。宜蘭と同じくマグロ漁が盛んな南部・屏東県よりも早い認定となった。
クロマグロと海で30分以上に及ぶ戦いを繰り広げたという「進豊28号」の船長。漁師になって36年、初マグロを釣り上げたのは初めてだと喜びをにじませた。