2017年7月3日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、京都に世界初となる畳のスターバックスがオープンしたことを伝える投稿があった。
これは京都市内にある築100年を超える日本家屋を使用した店舗で、日本人から「京都で最も美しいスターバックス」と言われているという。ガラスの窓の現代的な雰囲気を打ち壊し、日本の木造建築にスターバックスが完璧に溶け込んでいると伝えた。
これに対し、中国のネットユーザーからは「国際的なブランドの地元化でいいんじゃないか」「郷に入っては郷に従えでいいことだ」など、評価するコメントが多く寄せられた。
また、「なんだか居酒屋みたいな感じだ」「観光地になってしまった感じだ」というユーザーや、「中国東北地方のオンドル式スターバックスも考慮したらいい」など、中国にも地元化した店舗をオープンしたらいいとの意見もあった。
しかし、「足が臭そうだからいやだな」「唯一の心配は足が臭いこと」などの否定的なコメントも少なくなかった。普段から靴を脱いで生活することの少ない中国では大きな問題なのだろう。
ほかには、「これじゃあ中に入ったら1日中外に出て来なくなりそうだ」と快適そうだとの感想や、「オーストラリアではスターバックスは地元のコーヒー店に負けていて、誰も飲まないけどね。どうして一部の国ではこんなに流行するのだろう」と、スターバックス人気に疑問を呈するユーザーもいた。