(澎湖 3日 中央社)日本最大級のクルーズ客船「飛鳥2」(5万142トン)が3日朝、離島・澎湖に到着した。客船が海軍馬公基地(測天島)に錨泊した後、乗客500人余りはテンダーボート(小型の補助船)で馬公港に上陸し、獅子舞のパフォーマンスなどで歓迎を受けた。
馬公に外国のクルーズ客船が寄港するのは、バハマ籍のシルバーシャドー(2万8258トン)、フランス籍のロストラル(1万944トン)に続き、今年3隻目。飛鳥2はそのうち最大となる。
飛鳥2は6月7日に神戸を出発し、35日間をかけて日本を一周するグランドクルーズの途中。3日午後6時に南部・高雄に向けて出港する。乗客は澎湖滞在中、風情ある古い街並みや海鮮料理などを楽しむという。