(高雄 18日 中央社)高雄市政府は現在無料で乗車できる高雄ライトレール(軽軌、LRT)について今年11月から運賃を徴収する見込みを示している。高雄メトロ(MRT)は、運賃の徴収開始を前に、利用者にICカードを列車に設置されているセンサーに当てる習慣をつけてもらえるよう昨年末から車内に職員を派遣して呼び掛けを行っているという。
高雄ライトレールは高雄市内を環状に結ぶ全線22.1キロの路線。そのうち第1期区間の籬仔内-哈瑪星間8.9キロはこれまで複数回に分けて開業していた。現在開業が待たれるのは駁二大義-哈瑪星間のみで、今年9月に第1期区間が全線開通する予定。
高雄ライトレールの普通料金は30台湾元(約110円)で、ICカードの利用で25元(約90円)となる見込み。