(台北 20日 中央社)20日午前6時18分ごろ、台湾鉄路(台鉄)八堵-七堵(ともに基隆市)間で架空電車線(架線)が切れて落下するトラブルが発生した。これにより線路が一部閉鎖され、片側の線路で運転する処置が取られた。復旧作業は午前10時15分に完了し、午前10時18分に全線での運転が再開した。台鉄によると、列車54本が遅延し、通勤通学客など約1万4280人に影響が出たという。
架線が落下した以外に各駅停車(区間車)1本のパンタグラフに損傷が見つかり、乗客は別の列車に乗り換えた。
台鉄はトラブルの原因について詳しく調べるとしている。