(台中 26日 中央社)昨年10月の鉄道高架化後、台中市内の沿線地域で基準値を超える騒音が測定されたのを受け、交通部(交通省)鉄路改建工程局中部工程処は防音やレールと車輪の摩擦で起こる騒音に対して改善工事を実施している。同局によると、来年4月に工事は完了する予定。
昨年10月に高架化されたのは、台湾鉄路管理局西部幹線の后里―烏日間21.7キロ。高架化以降、沿線住民から騒音に関する苦情が寄せられ、台中市政府環境保護局が同12月に沿線24地点の騒音を測定した結果、11地点で基準値を上回っているのが明らかになった。同局は鉄路改建工程局に対し、改善を求めていた。