(台北 4日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は6日から、南部と東部を結ぶ南廻線と屏東線の電化工事のため、潮州(屏東県)-台東(台東県)間で夜間の運行を停止する。期間は2019年6月末までを予定しており、その間はバスで振替輸送を行う。
台湾本島を一周する環状鉄道のうち、同区間は唯一の非電化区間。台鉄は全線電化を目指し工事を進めてきたが、路線が僻地にあるため、これまで1日5時間程度しか工事を行うことができなかった。作業時間を増やすため、今回の減便措置に至ったという。
夜間の運行を停止するのは月曜日から木曜日と土曜日の夜7時から12時までの間。金曜日と日曜日の夜や夏休み・冬休み期間、3日以上の連休期間は通常通り運行する。
電化工事は2022年に完了する予定。完成後は、台東-高雄間が90分で結ばれる。