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八幡三神像11年ぶり公開 京都、仁和寺で名宝展

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仁和寺(京都市右京区)の宝物を展示する秋季名宝展が1日、同寺の霊宝館で始まった。11年ぶりに公開された神仏習合を表す絵図「八幡三神像」や、歴代門跡の経歴を記した「御室相承記」(国宝)など見応えある52点が並んでいる。

 八幡三神は仁和寺内にある鎮守・九所明神の第1の神で、神仏習合の考え方では仁和寺の本尊・阿弥陀(あみだ)三尊を表す。絵図では僧形をした八幡神が色彩豊かに描かれている。御室相承記は第4世門跡の覚法法親王の経歴や業績を確認できる。

 このほか、創建当時の本尊「阿弥陀(あみだ)三尊像」(国宝)や、人心の毒や災いを除き安楽をもたらすとされる孔雀(くじゃく)明王の功徳を説いた孔雀経の法会の記録「孔雀経法記」(重文)、釈迦(しゃか)の出家前の姿という「悉達太子坐像」(同)なども展示されている。

 東京都国立市の学習塾講師吉山茂さん(46)は「さまざまな仏が紹介されていて多様性を感じた」と話した。11月23日まで。拝観料が必要。



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