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日本の近代絵画、分かりやすく 京都文博、巨匠の名作並ぶ

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日本の近代絵画の名品を分かりやすく紹介する「絵画の愉(たの)しみ、画家のたくらみ」展(京都新聞など主催)が3日、京都市中京区の京都文化博物館で始まる。開幕を前に2日、内覧会が開かれた。

 同展は、近代の日本画や洋画を所蔵の核とするウッドワン美術館(広島県)のコレクションから、精選した約90点を陳列する。横山大観や黒田清輝、岸田劉生、藤田嗣治ら巨匠の名作が並んだ。

 会場は、歴史、女性、富士山などテーマ別に章立てされ、画家たちがどう主題と向き合ったかなど、解説やヒントを添えている。雪の中を歩く美人画は、人物の体の傾きや翻る着物に自然の厳しさがにじむ上村松園、力の入った肩や手など感覚的に寒さが伝わる鏑木清方の両作品を対比。招待客は違いを見比べたり、じっくり眺めたりしながら、絵の背景を読み取っていた。12月3日まで。月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)。有料。


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