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休館中の南座に巨大絵 顔見世の活気描く

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耐震改修のため長期休館中の南座(京都市東山区)に21日、まねき看板など往年の顔見世興行中の南座を描いた巨大な絵の幕が上げられた。12月1日に開幕する今年の顔見世はロームシアター京都(左京区)が会場になるが、師走の顔見世気分を南座からも味わってもらおうと演出した。

 絵は、1971(昭和46)年の顔見世時の南座外観を描いている。京都の日本画家、故樋口富麻呂氏の作品を幕(縦12メートル、横14メートル)に拡大転写した。京都在住だった十三代目片岡仁左衛門のほか、十七代目中村勘三郎ら、昭和の名優のまねきが書き込まれている。

 南座の正面に「何もないのは寂しい」との声が地元商店街から上がり、企画した。幕は、顔見世期間中を含め当面掲げられる予定。

 今年のまねき看板はロームシアター正面に上げられる。顔見世のまねきが南座以外で上がるのは初。襲名披露する中村芝翫(しかん)さんらも出席し、11月25日午前9時半からまねき上げがある。


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