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日本統治時代建設の手水舎を写した白黒写真 現在の姿とうり二つ/台湾

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(嘉義 31日 中央社)日本統治時代に建設された旧嘉義神社の境内(現・嘉義公園)に残されている手水舎の白黒写真が嘉義市政府文化局出版の写真集「嘉義写真」に収められている。写真に写っている手水舎が現在の姿と非常に近いことから、現存する手水舎が度重なる改修を経ながらも昔の面影を残したまま保存されてきたことがうかがえる。

同局は今年2月から3月にかけて地元の往年の写真を集めるプロジェクトを実施。手水舎の古写真はその際に市民から提供された。写真集の編さんに携わった蔡栄順さんによると、写真には1943(昭和18)年に撮影されたことが記されていたという。

嘉義神社は1915(大正4)年に一代目の社殿が完成。参拝需要が増加し、1944(昭和19)年に二代目の社殿を増設。だが、害虫被害や火災などに見舞われ、今では社務所や手水舎などだけが当時の名残をとどめている。2015年7月、長らく水の流れを絶やしていた手水舎が復活。現代風に感応式の自動水栓が設置され、来訪者は手や口を清める日本式の作法を体験することができる。


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