(台北 31日 中央社)休暇中でも仕事上のメールや電話の対応を行う人の割合が台湾では48%に上っていることが、旅行サイト「エクスペディア」が公表した最新の「有給休暇国際比較調査」で分かった。調査対象となった30の国・地域で最も高い割合だという。日本は33%、韓国は32%、米国は24%だった。
一方、有給消化率では、台湾は71%に達し、韓国(67%)や日本(50%)を上回った。調査によれば、台湾では年間で平均14日間の有給休暇が与えられており、そのうち実際に取得した休暇の日数は平均10日だという。
有給休暇の取得に対して罪悪感を感じるか否かについても国や地域で差が見られた。台湾では罪悪感を全く感じない人の割合は57%に達し、半数以上を占めたのに対し、日本では罪悪感を感じると答えた人の割合が63%に上った。
調査は今年9月4日から15日までインターネットで実施され、約1万5000人から回答を得た。