左から蘇嘉全立法院長、小池百合子新都知事
蘇嘉全立法院長(国会議長)率いる訪日団は4日午後、東京都庁を訪れ、小池百合子新都知事と面会した。小池氏は都と台北市が9年にわたって相互に協力して防災訓練を行っていることに触れ、今後も関係をより強化させていきたい考えを示した。
都知事当選後に蔡英文総統から祝意を送られていた小池氏。蘇院長に対し、蔡総統への謝意の伝言を頼んだ。
小池氏は東日本大震災や熊本地震に対し、台湾からの多くの援助を受けたことを挙げ、これらの善意は日本の人々の心に深く刻まれていると言及。1999年の台湾大地震発生時には、小池氏は阪神大震災のプレハブ小屋を被災地に運んでいた。日台は地震が頻発する地域のため、困った時には助け合えればと願った。
蘇院長は小池氏は台湾でも知名度が高く、直接祝意を伝えるために面会の予定を組んでもらったと述べ、知事となった小池氏との面会は訪問団が台湾に持ち帰る最高の土産だと喜びを示した。また、小池氏を台湾に招待したい旨を伝えた。
小池氏は一行と団体で記念撮影した上、個別にも写真を撮るなどし、訪問団を温かく歓迎した。