京都国際マンガミュージアム内のカフェで頼むことができる、イラストを描けるパンケーキ
京都市内の博物館・美術館を巡り多様な文化に触れる催し「京都ミュージアムロード」が24日に始まるのに合わせ、参加する5館のカフェが期間限定のオリジナルスイーツを開発した。梅の形をした生ふ菓子やイラストを描けるパンケーキなど「インスタ映え」する品々があり、催しの最終日の3月21日まで楽しめる。
京都ミュージアムロードは京都市内博物館施設連絡協議会などが主催し、今年は91館が参加する。オリジナルスイーツは若者にも足を運んでもらおうと企画。館内や併設のカフェで提供する。
お辨當(べんとう)箱博物館(東山区)では、梅花の形をしたりヨモギを練り込んだりした春を感じさせる生ふを弁当箱に入れて提供。京都国立博物館(同)では公式キャラクター「トラりん」を描いたパフェ、漢字ミュージアム(同)では焼き印が入ったパンケーキを楽しめる。
細見美術館(左京区)では、明治から昭和の京都で活躍した画家・図案家神坂雪佳の「十二ケ月草花図」を描いたふやきを添えた抹茶パフェ、京都国際マンガミュージアム(中京区)では自分でイラストを描けるパンケーキを味わえる。
お辨當箱博物館を運営する半兵衛麸の玉置万美社長(51)は「お席でゆっくりお菓子を味わいながら、それぞれの館のこだわりに思いを巡らせていただければ」と話している。
オリジナルスイーツを注文した人には、各店先着200人にふ菓子をプレゼントする。
(京都新聞)