林徳福体育署長(左)から激励金を贈られるリュージュ男子の連徳安選手
(台北 1日 中央社)平昌冬季五輪の台湾選手団への団旗授与式が1日、台北市内で行われた。旗手を務めるのはリュージュ男子の連徳安選手。“リュージュの王子”の呼び名で親しまれている連選手は2度目となる冬季五輪出場に「力いっぱい旗を振って台湾人の情熱を示したい」と語った。
平昌五輪に出場する台湾人選手は4人。連選手のほか、スピードスケート女子の黄郁テイ選手、スピードスケート男子の宋青陽選手と戴イ麟選手が出場する。(テイ=女へんに亭、イ=王へんに韋)
体育署の林徳福署長は、亜熱帯地域に属する台湾には冬スポーツに適した練習場が不足しており、選手の多くは海外で練習する必要があると説明。国内で練習する際にも苦労を強いられ、リュージュのそりにキャスターを付けなくてはならないほどだと紹介し、五輪への出場資格を得られたのは非常に貴重だと選手たちの努力をたたえた。
平昌冬季五輪は2月9日、韓国で開幕する。