京都市下京区の梅小路公園で2日開幕するイルミネーションイベント「京都・冬の光宴(こうえん)」を前に、近くの京都鉄道博物館で1日夜、建物に映像を投影するプロジェクションマッピングが披露された。木造の旧二条駅舎に、色とりどりの四季の風景が映し出された。
京都駅ビル(同区)開業20年を記念し、運営会社とJR西日本京都支社が企画。作品は約5分間で、駅舎の2階部分を電車内に見立て、窓ガラスの「車窓」から季節の移ろいを楽しむ趣向。駅舎正面をスクリーンに、満開の桜並木や紅葉した山などの映像が鮮やかに浮かび上がった。
7日を除く13日までの毎日午後6時~8時半に15分間隔で投影する。イルミネーションイベントは14日まで。