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日本から持ち込んだ品種の栽培に挑戦 コメ農家の収入増加後押し/台湾

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花蓮で有機栽培される「ミルキークイーン」 


(花蓮 6日 中央社)米どころとして知られる東部・花蓮県富里郷の農協は日本から持ち込んだコメの品種「ミルキークイーン」の栽培に乗り出している。寒さに強く、成熟期が早い特性を生かし、年に3回作物を収穫できるようにすることで、農家の収入増加につなげる。

富里郷は東部で最も古くからコメ栽培が行われている地域とされる。同地で生産されるコメは「富麗米」のブランドで名をはせ、かつては日本にも輸出された。主に栽培されるのは、高雄区農業改良場が開発した「高雄139号」のほか、日本のキヌヒカリと台湾の台コウ4号を交配させた「益全香米」(台農71号)。(コウ=禾へんに更)

富里郷農会(農協)の張素華総幹事によれば、新たに栽培を試みるミルキークイーンの作付面積は18ヘクタール。有機栽培で育てるという。張総幹事は、収穫後には高雄139号との食べ比べを消費者に行ってもらい、市場の反応を探りたいと話した。


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