海岸巡防署の職員に保護されたアオウミガメ
(新竹 6日 中央社)北部・新竹県の新月沙湾で5日夜、衰弱したアオウミガメが見つかった。発見者の通報を受けて駆け付けた海岸巡防署(海上保安庁に相当)職員に保護され、6日に処置のため台湾海洋大(基隆市)に移送された。同署や新竹県政府農業処の担当者によれば、このアオウミガメは体長約60センチ。足に軽傷を負っているものの、発見時の生命徴候は良好だったという。
海に返すかどうかについては、治療を終えた後に検討するとしている。農業処担当者は、アオウミガメが打ち上げられていると通報があったのは、過去20年余りで初めてだと話した。