(2018年04月27日 烏丸経済新聞)
「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」
さまざまなカボチャの作品
祇園甲部歌舞練場内にある「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」で、5月3日から「永遠の南瓜(かぼちゃ)展」が始まる。
草間彌生さんのコレクションを展示する同館。開館1周年を迎え、展示室を2室拡張。「実際のカボチャがそれぞれ豊かな表情を持っているように、わたしのカボチャだってどれに一つとして同じではない」と草間さんが語るように、さまざまなカボチャの作品を集める。
第5展示室は「南瓜の間」として、油彩や版画、立体インスタレーション「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」(2010年)など35点を展示。草間さんの特徴である網(ネット)とドットを使ってカボチャの形が作られていることが分かる。
第6展示室は「富士の間」として浮世絵師とコラボして制作された「七色の富士」シリーズの全9点を展示。常設展示では、貴重な初期の作品や代表作の一つ「黄樹」(1992年)なども展示する。
草間さんのカボチャや「LOVE FOREVER」の文字とドット柄の焼き印が入ったカステラもグッズに追加した。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。観覧料は一般=1,500円、中高生=1,000円、小学生以下無料。