人気の鉄道車両を前に演奏などが披露された鉄道博物館の2周年記念セレモニー(京都市下京区)
京都鉄道博物館(京都市下京区)が29日、グランドオープンから2年を迎えた。記念セレモニーがあり、来場者らが節目を祝った。
セレモニーでは、サクソフォンと電子オルガンによるユニット「大瀬戸千嶋」が同館をイメージして作った曲「軌条の彼方」を披露した。三浦英之館長は「おもてなしをいっそうレベルアップしたい」とあいさつした。
ゴールデンウイーク(GW)中とあって親子連れらが早朝から並ぶほどのにぎわいで、子どもらがお気に入りの車両の前で写真撮影を楽しんでいた。
同館によると、28日までの入館者数は約250万人だった。2周年記念として、車掌や整備士だったJR西日本のOBらが現役時代の思い出を交えて見どころを紹介するツアーも始まった。