アニメ制作会社や出版社らによる出展を楽しむ来場者
漫画やアニメの総合見本市「京都国際マンガ・アニメフェア2016」が17日、京都市左京区のみやこめっせなどで開幕した。人気アニメのPRや声優が出演する企画があり、お気に入りの作品を目当てに大勢の来場者が買い物や催しを楽しんだ。
西日本最大規模として京都市や実行委が毎年主催し、5回目。出版社やアニメ制作会社など過去最多の68企業が出展した。
主会場のみやこめっせでは新作のPRや展示があった。人気アニメ「名探偵コナン」のテーマ曲特集や、インターネットゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)」に登場するキャラクターの等身大パネルが披露され、コスプレで会場を回る若者の姿が目立った。
京都市営地下鉄の応援キャラクター「太秦萌(もえ)」らが出演するステージもあり、多くのファンでにぎわった。向日市の大学1年田中雄登さん(19)は「アニメの『えとたま』のグッズを買いました。まだまだ楽しみたい」と話していた。
フェアは18日も行われ、期間中に約4万人の来場を見込む。