(中央社)交通部(交通省)の王国材・政務次長は15日、開業に向けた各種試験が行われている桃園メトロ(MRT)空港線について、「来年2月から3月にかけて開通する予定だ」と明らかにした。
王次長は運行システムの安定性が高まっているほか、問題がある部分についても改善がみられたとしている。今後はトラブルを想定した訓練を完了させ、安全認証を取得してから、監督官庁による点検を受ける予定。問題がなければ開業となる見通し。
台北市と桃園市をつなぐ同線は当初、2010年の一部区間開業を目指していたが、相次ぐトラブルによりこれまでに7度延期されている。全長51.03キロ。台北駅と桃園空港第1ターミナルを最速35分で結ぶ計画。