ニワトリの絵柄の絵馬を破魔矢に結びつけるみこたち
初詣の参拝者らに授与する破魔矢などの準備が1日、滋賀県多賀町多賀の多賀大社で始まった。みこたちが来年のえと「酉(とり)」にちなんだ絵馬を手際よく矢に結び付けた。
年末までにお札やお守りなど約100種類、約15万個を職員45人が交代で準備する。みこたちは白と黄の羽根や鈴が付いた破魔矢と鏑矢(かぶらや)に、ニワトリの絵が描かれた絵馬を一つ一つ結んだ。
今年初めて作業に参加したみこの小堀美波さん(19)は「多くの方に気持ちよく参拝してもらえるよう頑張りたい」と話した。
今年の正月三が日には41万人(同大社調べ)が訪れた。天気が良ければ来年も同程度を見込んでいる。