台湾で高級車の「ランボルギーニ」が警察によって壊されたそうだ。大勢の人々が取り囲むなか、重機で徹底的に破壊、解体されたという。
このクルマは3年前(2013年)、約6600万円で購入されたものだそうで、所有者が安全審査を受けないまま走行したため、警察が摘発。その罰金の約1万3000円を払えばよかったが、所有者は罰金を不服として行政訴訟を起こした。台湾の法律では、交通違反で没収されたクルマは、違反者が裁判を起こして負けた場合、廃棄処分とする決まりだという。
「この国は終わりました。法律だからといって、これはやりすぎです」(ランボルギーニの持ち主)
「(台湾は)行政訴訟を起こしにくい法体系になってるとも言えますね」(笠井信輔アナウンサー)
「なんで1万2000円(3000円の誤りか)、払わなかったかね」(司会の小倉智昭)
警察はランボルギーニのスクラップを売り、約3万円を回収したそうだ。