(台北 28日 中央社)台北地検は28日、台北市内で日本のアダルトビデオの海賊版を販売したとして、著作権法違反などの疑いで男3人を起訴した。
知的財産振興協会によると、台湾では日本のアダルトビデオの海賊版流通が深刻だという。今年6月に警察が行った摘発では、今回起訴された男3人が経営する商店3店舗で、違法にコピーされたアダルトビデオの光ディスク6万枚以上が押収された。
男らは、アダルトビデオには著作権はなく、起訴には根拠がないと主張しているという。
台湾ではポルノ動画は公序良俗に反し、著作権法の対象である文学、科学、芸術などの著作に該当しないため、著作権がないとした刑事判決事例がある一方、知的財産法院(裁判所)での裁判では、有罪が言い渡されたケースがある。