(台北 15日 中央社)北部・桃園地区の水がめ、石門ダム(桃園市)の貯水率が6割を下回ったことが分かった。今月21日には対策会議が開かれる見通しで、同地区などで取水制限が実施される公算が高くなっている。
経済部水利署によると、新北市の一部と桃園市、新竹地区、高雄市などで水不足の恐れが高まっているという。中央気象局は今後もしばらくは雨の少ない天気が続くとしており、事態が深刻化する恐れがある。
水利署の王芸峰副所長は、他地域からの水の融通や節水の呼びかけを強化していると強調。ただ、取水制限実施の可能性については、「降雨状況をみる必要がある」として明言を避けた。