(台北 14日 中央社)行政院(内閣)公共工程委員会の呉宏謀主任委員は13日、建設が進む金門大橋の工事現場を視察し、安全対策を徹底した上で、完成予定日を当初の2020年9月25日から、2019年末に前倒しするよう指示した。
同橋は、全長約5.4キロ。現在海路だけに頼っている大金門島―小金門島間の交通改善のために計画された。2011年に一度は起工したものの、相次ぐトラブルで工事が2度中断。昨年12月に再び着工にこぎつけた。
開通後は地域振興のほか、観光発展や生活環境の改善にも寄与するとみられている。